Mount Oiwa Bishamonten

大岩山毘沙門天

正式名称は大岩山多聞院最勝寺。

天平17年(西暦745年)に行基上人によって開山、聖徳太子御作の毘沙門天(多聞天)を祀ったのが始まりと云われている。

また大岩山毘沙門天は、京都の鞍馬山・奈良の信貴山と共に日本三大毘沙門天の1つに数えられており、修験道の修行場として一大霊山となっていた。

自然に溶け込むかの様に山奥に建立されており、厳かな雰囲気と神秘的な雰囲気が入り混じる。

「大岩山多聞院最勝寺」、通称「大岩山毘沙門天」の本堂。
自然の中に溶け込む厳かな雰囲気が訪れる者を出迎える。

彫刻や装飾類は見事な迄に精巧。

山門に鎮座する賓頭盧尊者。
釈迦の弟子で十六羅漢の一番目で、卓越した神通力の持ち主。
釈迦に、この世に留まり衆生を救うという命を受ける。

本堂まで続く百段近くの石階段。

境内にある鐘楼も歴史を感じる。

本堂近くにある富士見台からの眺め。
雄大な富士山と眼下に広がる街並みが見事。

正に山寺。
修験道の修行場となっていたのも頷ける。

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